第8回南中学校の立志式が行われ出席してまいりました。
2学年の生徒の皆さんが大人になる思いを立派に語って居ました。
立派な3年生にそして大人になってくれることでしょう。
立志式とは「教育つれづれ草」に掲載されている通り、坂本だいすけ先生が南中学校の校長在任中に、始めた行事です。
教育つれづれ草「解(とき)放(はな)つ 自由の先の 裏側に あるは責任 為して信(しん)得(う)る」より抜粋
本校2年生の行事、儀式として、第1回立志式を開催した。
立志式は、古く奈良時代のころから「大人の仲間入り」「自覚を持たせる」という意味で、12歳〜15歳になる男子の儀式として行われた元服を起源としている。
中学校では1年生には入学式、3年生には卒業式というように、けじめの儀式がそれぞれあるが、2年生にはそれがない。
ともすると、2年生は中学校生活にも慣れ、中だるみしがちであるとも言われている。
そこで、2年生を励まし、さらに3年生となる自覚を促すものはないかとかねてより考えていた。
この立志式は、全国的に見てもそれほど普及はしていないが、埼玉県内でも数校実施している学校があるようだ。
立志式では、中学2年生の14歳は昔なら大人として扱われたこと。
自分たちも時代は違うとはいえ同じ世代であることを自覚した生徒が数多くいたこと。
そして、何よりも、ここまで育てていただいた父母への感謝、家族を思うフィードバックができ、立志式を迎えるに当たっての決意文には大人への自覚、家族への思いや夢などが多く綴られ、会場の多くの保護者の頬に涙がつたっていた。
立志式を機に親子のコミュニケーションも図られたようである。
その決意文の中から多くの名文が輩出された。
また、当日の2年生の式に臨む態度は実に立派だった。
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