あとがき

教職生活37年が終わった。
潔く去ることにする。
終えてみると、あっという間という言葉がよく当てはまる。
しかし、やり残したことがある。南中学校でも外国人子女及びハーフが多くいる。
中国・韓国・北朝鮮・フィリピン・タイ・マレーシア・シンガポール・ベトナム・カンボジア・バングラデシュ・ブラジル・イタリア・トルコ・ベトナム・イラン・モンゴル等々まさに国際化の体である。
この子女たちに大いに日本の歴史・伝統・文化を学ばせたい。
また、日本のよき精神文化を。
日本の公教育はこの傾向がさらにすすんでいくと思われる。
だからこそ教師がその素養を持ち合わせ、彼らに指導して行かなければならないと思う。
彼らが快適に日本で暮らせる力を養わせると共に、やがて、祖国へ錦を飾り、胸を張って日本の文化を伝えられるようにするために・・・・・。
あとは後進に道を譲ろう。
この本の編集にあたっては川口市立南中学校教頭山名勝敏氏、同じく主幹教諭五月女保幸氏、そして、岸部一貴氏には大変なご苦労をおかけした。
また、表紙の絵は川口市立南中学校田中秀樹教諭(画伯)にお願いした。
4氏には衷心より感謝申し上げたい。
有難うございました。

坂本大典経歴
昭和26 年東京都生まれ
立正大学経済学部卒業     昭和50 年
川口市立元郷中学校講師    昭和50 年
蕨市立西小学校教諭      昭和50 年
川口市立在家中学校教諭    昭和58 年
川口市教育委員会指導主事   平成 2 年
川口市立上青木中学校教頭   平成 6 年
川口市立東中学校教頭     平成 9 年
川口市教育委員会学務課長補佐 平成12 年
川口市立青木中学校長     平成15 年
川口市教育委員会学務課主幹  平成18 年
川口市教育委員会次長兼学務課長 平成19 年
川口市教育委員会学校教育部長 平成20 年
川口市立南中学校長      平成22 年
定年退職       平成24 年3月31 日
現在に至る

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