倉敷市に中核市サミット2020in倉敷の視察に来ました。

倉敷市に中核市サミット2020in倉敷の視察に来ました。
東京大学大学院特任教授片田敏孝氏の「頻発・激甚化する災害から生き抜くために」の演題で講演を拝聴しました。
 
毎年続く豪雨災害からどう対策を立てるか?
行政に期待する、これは限界を超えているとの考え。
自分自身で命を守る意識が何より重要だと。
避難とは難を避ける行動だからですとの事です。
①自らの命は自ら守るしかない
②自らの安全は周りの安全につながる
③専門家にも行政にも完全に頼る事はできない。
コロナ禍においても、自然災害においても、自分自身がどう対応したかが問われるという事でした。
住民が「自らの命は自らが守る」意識を持って自らの判断で避難行動をとり、行政はそれを全力で支援するという住民主体の取り組み強化による防災意識の高い社会を構築する必要があると力説されていました。
つまり防災の主体は住民であり全て行政に委ねるのではなく一体となって取り組むべき重要な事だと言う事です。
つまり、防災はその地域の総合力が試されているということでこの意識はその自治体の全てに繋がると片田教授は示されました。
正にそうです。
地域のコミュニティ無しに防災は語れません。
行政施策全てに繋がります。
 
小生自身防災に対する視点が定められた素晴らしい講演を受けました。
全ての行政施策に対する視点を学ばせていただきました。
 
明日は2年前に大水害に遭った倉敷市真備町の現地視察に行って参ります。

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