児童虐待・こどもの貧困根本解決に向けて地方自治体が出来ること

本日1月21日は京都に、「児童虐待・こどもの貧困根本解決に向けて地方自治体が出来ること」という演題に魅力を感じて行って来ました。
辻由紀子さんという、18歳で子どもを産んで夫のDVに会い、自ら自分の子どもを虐待した経験から、親をケアしなければ虐待は無くならないという発想で大阪の茨木市で活動しているそうです。
虐待は親が育った環境でするということです。
小生が常日頃言っていることと一緒でした。
行政は担当者が変われば、虐待の認識が一からやり直し、これでは虐待は無くならない。
民間に委託これが最善といってました。
民間に委ねて、そんな満足が全ていきますか。
確かに行政は担当者が変わると仕事内容が変わり例えば虐待を知らない担当者は一から仕事を覚えるというデメリットがあります。
一方、民間に委ねると、業者によっては経営者が補助金目当てにスタッフを安価で雇ってモチベーションを下げるという事など保育園や幼稚園などよくある例ですが、そういうデメリットがあり、民間に全て委ねるのも問題がはらんでいると思いました。
つまり丸投げは?
いずれにしても、子育ては親がやるもので、虐待をするのは親の過去の環境だったり現在の環境だったりするのでその親に寄り添い一緒に子育てを考え支援して行く事が重要であるという事が虐待をなくして行く事だと言う結論です。
子育ては親と社会で行う事です。
子どもの健全な成長はゆくゆくの社会の構成の基本となるわけです。
ですから子育て支援は重要な施策であると考えます。
辻由紀子さんの講演大変参考になりました。

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