世界平和を願う

後藤健二さんが湯川遥菜さんに続き中東の過激派組織「イスラム国」によって殺害されてしまいました。
誠に残念でたまらない思いと同時に哀悼の意を表したいと思います。
この事件をもって、世間では政府の対応に対する批判やら危険を知ってあえて湯川遥菜を助けに「イスラム国」へ行った後藤健二さんを批判する論調やら多数ありますね。
日本国民はこの事件が発生以来固唾をのんで見守っていました。
皆残念な思いでいっぱいなはずです。
なんでもそうですが悪いことが起こった場合には、必ず再発を防ぐということが鉄則です。
二度と日本人が同じ目に合わないように注意することが
必要です。
外務省では現地の治安情勢を提供しています。
当然、現地は邦人には退避勧告などの注意喚起がなされているはずです。
ここは、如何にジャーナリストといえどもヒロイズムや使命感などというものに陥らずに、事の成り行きをみるべきです。
「イスラム国」という集団は従軍記者を認めるような穏健な集団ではなく、ならず者集団だからです。
オーストリアの皇太子夫妻がサラエボでセルビア人の青年に暗殺されたのをきっかけに第一次世界大戦が勃発しました。
戦争はこのようなことがきっかけとなって起こったという歴史があります。
戦争は二度としてはいけません。
今回の事件が世界戦争のきっかけにならないように我々は十分に注意していかなければならないと思います。
彼らは今後も人質をとって国と国とをまたにかけて様々な要求をすることが予想されます。
一対一の交渉ではなく事はさらに大きくなって益々混迷を深めていくのです。
恐ろし集団です。
一時も早く彼らに平和裏の解決に目を覚ましてほしいものです。
私は世界の平和を願う平和主義者です。