日本は平和な国だ。

イスラム国を名乗るテロ集団に、ついに日本人湯川遥菜さんと後藤健二さんが人質に取られ湯川遥菜さんは殺害されたらしいのです。
もしそれが事実とすれば痛恨の極みです。
イスラム過激派集団によるこの種の事件は中東では日常のこととしてあると考えた方がよいでしょう。
後藤健二さんはそれを百も承知でイスラム国へ入っていったといわれています。
つまり、当事者のお二人はイスラム国へ入るということは身の危険と相手に拘束されるということは当然予測されることとして決死の覚悟で行かれたものと考えられます。
そして、今起こっている日本国は勿論、国際社会に大きな波紋起こし、外交問題に発展していくことも当然予測していたでありましょう。
一人の命はお金では買えられない大変大切なものであるということは言うまでもありませんが、それを利用してイスラム国の彼らは次から次へと新たな条件を突き付けてきています。
湯川さんのことは確かなことがあまりわからないのでここでは言及しませんが、後藤健二さんについては紛争の真っただ中にある子供たちの悲惨な様子を世界の人々に伝えたい、とりわけ、平和な日本の子どもたちにその現状を伝えたいと活動をしていたようです。
身の危険を冒しながらフリージャーナリストとして活動する姿勢は共感しますし、貴い仕事をなされていると思います。
しかし、この場に及んで今、日本政府の対応を日本国民が世界の人々が固唾を飲んで注目しています。
彼らテロ集団の条件をそのまま飲めばまた次の命が奪われていくことになるでしょう。
中東、ましてやシリアなど中東の紛争地域は日本の外務省は危険な地域として渡航は控えるように国民には注意喚起を呼びかけているはずです。
にも拘らず行くということはそれなりの覚悟と自己責任の自覚を持って行っているはずです。
テレビなどの評論家やコメンテーターの中には、安倍首相が中東地域に幾ばくかの援助を、訪問したときに行ったことがイスラム国を刺激しこのような事件が起こったのだという、とても聞いてはいられない無責任な言動を言うコメンテーターもいました。
今、日本政府の関係者は必死になって二人の命を救おうと対応をしているのですから、ここは国民がだまって見届けていくことが大切な国民の姿勢だと思います。
二人の安否を気遣いながら、一日も早い解放を願うことが大切なことではないでしょうか。

1月25日に戸塚ジャガーズという少年野球チームを訪問してきました。
50数名の少年たちが白球を一生懸命に追っていました。
美しい姿です。
日本は本当に平和だ国だなー。とつくずく思いました。
指導者には毎週ボランテイアで40人ものコーチ達がいるそうです。
その中には私の母校川口工業の野球部のOB達、そして、私の教え子もいました。
うれしいですね。
愛する野球をして育った方々が大人になって、また指導者となって子ども達を教えている姿、久しぶりに感動しました。
白球を追う少年たちには、世界には悲惨な境遇にある子供たちがいることを伝えていくことは大切なことだと思います。
平和な日本では、毎週コーチとして子ども達に携わっている人たちも目立ちませんが人材育成として大切な位置を占めていると思いました。

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