幼児期運動で体力向上。見直そう幼児教育の大切さ

先ごろ文部科学省は小学校5年生・中学校2年生を対象に今年4~7月に実施した「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)」の結果を公表しました。
福井県が小5・中2男女ともにトップをとりました。
素晴らしいですね。
因みに埼玉県は小5・中2男女ともに上位に入っています。
併せて行われた運動習慣に関するアンケート調査によると幼児期、即ち小学校入学前に、ボール遊びや鬼ごっこなど「いろいろな内容の遊び」をしていた子どもは体力・運動能力が高い傾向にあることがわかりました。
日本の古い言葉に「三つ子の魂百までも」ということばがありますが、これは、正に真実でしょう。
子どもたちには本当に可能性があります。
最近では、オリンピックにおいても若年者がメダルを獲ったりと、その可能性を早いうちから開花させている選手も多く出てきています。
それは、大人がその子の可能性を早いうちから信じ、育て、見届けてきた成果だと思います。
逆に可能性ある子どもたちを大人がその芽を潰してしまって、自信のない迷っている子どもたちをつくってはいないでしょうか。
幼児期における教育は、体力・運動能力は勿論ですが、人間性や知識理解、情緒などの面でもその後の子ども達一人一人の人生にも大きくかかわってきます。
子どもを多く生んだ私たちの前の世代は親は勿論ですが、兄弟や近所のお兄ちゃんお姉ちゃんが何らかのかかわりで、人間として必要な資質をそのかかわりの中で育ててくれたものです。
現代は少子化傾向が大きな問題になっていますが、だからこそ幼児教育に大きな視点を置いて幼児に将来人間として必要な資質を養えるように意図的に具体的に政策として進めていくことがこれからの行政に課せられた課題であると思います。
子育て支援はお金だけではない別の視点をもって行うことも重要なことと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です