名古屋私立星槎名古屋中学校視察

26日には名古屋の不登校生徒を対象とした私立星槎名古屋中学校に行って来ました。
不登校特に発達障害の子供達が多いそうです。
現在237名の生徒さんが26名の教員と共に学んでいます。
指導の基本は、出来ないことを強調するのではなく、出来ることを増やしていこうということです。
発達障害の子供達は出来ないことを否定されることを極度に敏感に反応します。
だから指導する教員はその習性をしっかり理解しなければ子供への指導は成立しません。
その為には時間と手間と愛情を使う事が重要だということです。
公立中学校では、様々な子供達がいる中でその中でも他の教育活動も多様化した中でやらなければならない先生方は星槎中学校の先生方の様なアプローチは非常に難しい現状ギャップを感じました。
公立中学校の先生方の大変さと 星槎中学校の先生の大変さ両方を感じました。
改めて教育の奥深さを思い知らされました。
大事なことはどんな子供でも将来、社会に出て自立し、社会に対して貢献出来るように育てて行くことです。
星槎中学校に入学させている保護者も必死に我が子を社会人として自立できるようにと願って入学させているのだと思いました。
公立学校に教員をして来た私としては一方の道を歩いて来たわけですが、正に相対するもう一方の教育の道があることをまざまざと知る事が出来ました。
これからの教育のあるべき姿として、大変勉強になりました。

この後、名古屋にあるトヨタ産業技術記念館に行ってきました。
豊田佐吉が開発した自動織機の変遷からその長男豊田喜一郎が開発したAA型乗用車そして、世界のトヨタになるまでの過程がまとめられた歴史を見て来ました。
川口にも鋳物産業という歴史があるわけです。
触発されました。
誇りとしてその歴史を市民に知らしめる為川口にも歴史博物館が必要であると強く思いました。

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