南中学校
「広大な豪州の地に多民族 明るく拡 く我が子等が征く」
幾重にも、幾重にも、入り江が陸地に入りくんでいる。そんな中に小高い丘があったり、日本では見られないきめ細かい砂のビーチがあったり、ヨット、ボートがゆったりと停泊している。さらに、その湾の周りには高いビルディングが建ち並 …
「大川小 七十余名の 幼子が 学んだ黒板 無言で語る」
6月25日(士)午前5時45分。知人2名と石巻に向かった。東北自動車道の仙台へ差し掛かると両脇に東日本大震災の爪痕があちこちに現れてきた。木は倒れ、電信柱は折れ曲がり田畑は水に浸って、瓦礫が積まれ、車や船は横転しあちこ …
「新たなる校歌策定について」
3年生65期生の修学旅行(京都・奈良)が、6月8日〜10日の2泊3日で行われました。3日間ともに全員元気で行ってまいりました。宿の方々がびっくりされていたのは、子どもたちの食欲でした。総勢約200人で、米2千㎏、2トン …
「花は清香(せいこう)によって愛せられ 人は仁義を以て栄ゆ」
花は清香によって愛せられ、人は仁義を以て栄ゆ。花は美しく、清らかな香りを放つことによって人に愛されるものであり、人は誠をもって生きていくことによって栄えていくものである。という意味である。初めてこの詩を読んだときに心を …
「郷土(ふるさと)の 偉人の業も 国の為 我ら思いて 復興助 く」
「杉野上等兵曹はおそらく敵の水雷(魚雷)が命中したとき、舷外にとばされたのではないでしょうか。広瀬は、三度目の捜索に出た。 中略 広瀬はやむなく杉野をあきらめ、爆破用意を命じ、全員ボートに移った。「みな、おれの顔をみて …
「震災の 復興めざし 出来ること 節度節電 皆でするのみ」
ぐらっ、ぐらっ、ぐらぐら、ぐらー、ぐらー、みしっ、みしみし。これは大きい。大変だ。建物が壊れるな。遂に来たか。冷静さを装いつつ、直ぐに屋外へ出て携帯電話から学校へ連絡を取った。生徒は机の下へ、落ち着いたら外へ避難させて …
「解(とき)放(はな)つ 自由の先の 裏側に あるは責任 為して信(しん)得(う)る」
今年も1月10日成人式が日本各地で行われた。20歳となり法的にも社会的にも大人として認知されるけじめの儀式である。多くの若者が爽やかに、そして頼もしく新聞やテレビのインタビューに応え、式にも臨んでいた。しかし、毎年のよ …
「国のため 我が身を奮(ふる)う 呪文なり 弱気は己を守る 心なりけり」
あけましておめでとうございます。新しい年を迎え心新たに1年を送ろうと、皆さんそれぞれの思いをもたれたことと思います。1年の計は元旦にあり。私もこの1年、このことについて心してかかり、生きて行こうと思ったことがあります。 …
「湖に 浮かぶ国土の 国民(くにたみ)が 必至に懸ける 教育への道」
上空から国土を見わたすと、多くの湖を見ることが出来る。今まで見たこともない見事な景色だ。湖に沿った道路を1台の車が走る。別の湖にぶつかると、そこには橋が架けられ道路は湖から湖へと繋がっていく。ユバスキュラに着いた。湖の …
「学力と 豊かな心が培われ 身体を磨けば 鬼に金棒」
校内に美しいハーモニーが響き渡る。私の心がどんなに癒されていることか。時にはあまりにも美しいので胸の奥から熱いものが込み上げてくる。音楽っていいなあと、感じる。合唱コンクールが11月10日に近づいている。各クラス一人一人 …