拉致問題解決ならず。

北朝鮮による日本人の拉致問題を解決するために10月28・29日の両日日本政府代表団が平壌で北朝鮮側と会談をしました。しかし、代表団は日本側の期待に添う回答はどうやら得られずに帰国した模様です。本日(31日)拉致被害者家族に政府が会談内容を説明するそうです。拉致被害者の代表的な方は横田めぐみさんらがあげられますが、川口市の拉致被害者としても数名があげられています。田口(旧姓 飯塚)八重子さんは上青木中学校、市立川口高校の出身です。藤田進さんは川口西中学校出身で新木章さんは南中学校出身です。北朝鮮による拉致問題は川口市民にとっても早く解決してほしい重要な問題です。そもそも、日本国内で日本人が堂々と北朝鮮の侵入者によって拉致され北朝鮮に連れ去られた事件がこの拉致問題です。一体日本の国の守りは防衛はどうなっているのでしょう。国民の生命・財産を守ることが国家と政治の役目とするならば日本という国はそれをも出来ていない脆弱な国家と言わざるを得ません。尖閣諸島には毎日のように中国船が侵犯しています。海上保安庁の巡視船が集結して尖閣諸島の警戒に当たっていることをよいことに、今度は中国漁船が百隻単位で小笠原諸島に出没して高価な赤珊瑚を密漁しているそうです。中国の漁船は頑強で日本の漁民が抵抗することは危険であるようです。また、そのようなことから、小笠原諸島に住む島民の子ども達は学校から危険なので海岸には行かないように指導されているとききました。日本の領海でどうしてこのような対応を日本人がしなければならないのでしょう。国民の生命・財産を守るのは国家であり政治です。日本の政治、私利私欲、党利党略にうつつを抜かす政治家も問題ですが、国会や議会でそれよりも優先して早く国民・市民の安全と利益を守る議論を真剣にすることが肝要だと思います。

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