心が動かされたこと

皆さん暑い中いかがお過ごしですか。

リオオリンピックも連日日本勢のメダル獲得の朗報が届いてますね。
とても素晴らしいことです。
しかし、中にはメダルに届かず、日本の代表として頑張りましたが一歩及ばず悔し涙を流している選手がいることも忘れてはならないと思います。

その中で私が心を動かされた選手たちがおりました。
男子体操の選手たちです。
団体総合の予選で内村選手が鉄棒から落下しました。
どうなるかと思いましたが決勝に進むことに、しかしその決勝の中でも選手の失敗があり、動揺があったはずですがそれをみんなでカバーし最終的に団体優勝を日本チームとして勝ち取ることが出来ました。
金メダルです。
我々がメダルメダルというけれども選手にとっては獲得することは容易なことではありません。
よっぽど嬉しかったのでしょう。
金メダルを獲った男子体操選手たちは全員大声で国歌「君が代」を表彰台で歌っていました。
心動きましたね。
日本の代表として世界中の皆さんの前で日本の国歌「君が代」が歌ったのです。
彼らは本当に日本人としての誇りを持ち合わせているのだなと深く思いました。
彼らは勿論ですが体操という競技を通して彼らを指導したコーチの皆さん方に心から敬意を表したいですね。
サッカーやラグビーなどの国際大会などでも国歌「君が代」を高らかに謳っている選手を見かけますがその姿を見ていると日本人としてとても心が動かされます。

一方、残念ですが野球の国際大会では野球選手は声高らかに歌う選手は見ていると今まで皆無に等しい位歌う選手はいないですね。
どうしてでしょう。
日本人の代表ですよ。
その競技に心動かされている青少年が見ています。
野球界やプロ野球界のトップの皆さんはどう受け止めておられるのでしょう。

もう一つ心動かされたことがあります。体操男子個人総合で銀メダルを獲得した、
ウクライナ国のオレグ・ベルニャエフ選手です。
内村選手との共同会見の席で記者から「内村選手に審判は好意的な判定ではなかったか」という意地悪な質問に負けた悔しさがあったはずであるのに、その質問に取り合わないどころか、「彼は既に伝説だ。若い人は皆、内村航平を夢見ている」と内村選手への尊敬の念を熱く語っていました。
彼はウクライナの現在の国情から、好環境を得る為にロシアに国籍を移してオリンピックに出場してはどうかと強く誘われたそうです。
同僚の選手の中にはロシアに国籍を変更した人も居たそうですが、彼はそれを断り祖国ウクライナ国代表として出場しました。
そして、内村選手と堂々と渡り合ったのです。
素晴らしい祖国を愛するスポーツマンです。
4年後の東京オリンピック男子体操競技では更に大きく成長してきっと、日本チームを脅かす選手となっていることでしょう。

暑さきびしき折皆様にはくれぐれもお体御自愛ください。

坂本 だいすけ

 

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