富山・金沢・小松市に視察

皆さん、こんにちは。
7月7・8・9日と環境経済文教委員会の委員として富山・金沢・小松市に視察に行ってきました。
富山市では学力向上の取り組みについて視察しました。
富山市は全国学力・学習状況調査では常に全国平均を超え全国の上位に位置している日本では子供の学力が高いところです。
何故、そうなのかという状況を勘案すると全体として家庭学習をよくやっているということです。
即ち落ち着いた家庭環境の上に子ども達が学習を行っているということです。
我、川口市と比較すると生活保護・準要保護家庭が圧倒的に少ない、不登校の出現率や外国籍の生徒も少ないという基本的な条件に相違があるので一概に比較はできないことは十分すぎるほどわかりました。
富山市と川口市の教育委員会が学力向上の施策として大幅な違いがあるかというと殆ど取り組みに見劣りするところはありません。
常々私が言っていることが重要であるということが今回の視察で改めて自覚しました。
条件の相違があるから自ずと平均点は異なる、大切なのは子どもの現状をとらえてこのあとどう課題に向けて一つ一つクリアーさせていくかです。
それには子育てと家庭環境と学校の取り組みが密接にからみあってきます。
学力も、いじめ・不登校・非行・その他の教育問題もすべてそうです。
岩手県矢巾町で中学2年生の男子(13)が5日電車に飛び込んで自殺しました。
いじめによる自殺らしいです。
またしても悲しいことあってはならないことが起こってしまった。
そして、この種の事件では必ずと言ってよいほど、学校の対応が適切ではなくそれが大きく問われることが多いのです。
不可解なのは新聞報道によると自殺した男子生徒が「生活記録ノート」にSOSを出していたにも拘わらず担任しか知らなかった。
いじめのアンケート調査も集計していなかった。など現場の経験をしている私としては担任や学校の対応が本当にそうだとしたら考えられない対応と言わざるを得ません。
4年前には大津の事件がありました。
学校関係者は神経質なほどいじめに関しては神経をつかっているはずです。
男子生徒が「生活記録ノート」にSOSを出したら先ず校長へ連絡し家庭への連絡は勿論、緊急の学年会を開いて共通認識のもと素早い対応があって然るべきでしょう。
明日の新聞・テレビでの報道は大きく伝わり、しばらくはこの事件の話題で大変なことになっていくでしょう。
本当のことが知りたいですね。
自殺した中学2年生の男子生徒のご冥福をお祈りします。
誠に残念でたまりません。
視察の報告に戻ります。
金沢市では「エネルギー自立都市金沢」の再生エネルギー導入プランについて学んできました。
エネルギー自給率10%を目指す取り組みを学んできました。
さらには、小松市で小松製作所などの大企業を誘致し、企業のバックアップもあって素晴らしいサイエンスヒルズを見学してきました。
何れも川口市にはない施設や環境がありその中での取り組みには大いに刺激を受けてきたところです。

坂本 だいすけ

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