「子等が喜々 旅の疲れが 癒されて 松井の宿に 舞妓が二人」

 艶やかな振り袖に、首すじにはおしろい。重そうな鬘(かつら)のために、顔は何気なく不自然にとどま
り動くこともしない。足には白い足袋に高さ十五センチ位はあろう木履(ぽっくり)を履いている。身長190センチ近くもある大女の舞妓さん二人が、しゃなり、しゃなりとぎこちなく歩きにくそうに宿のロビーを通過し、玄関先に立ち並んだ。
 道行く京都の人達は、本物の舞妓と思ったらしく手を振り、にこやかに通り過ぎて行く。丁度、午後4時頃であろうか。生徒達が班ごとに5〜6人ずつ、タクシーによる京都、歴史、文化財巡りから帰ってきた。それぞれが艶やかな着物を着た舞妓さんの姿を見て、大騒ぎ、大喜びとなった。お世辞にもきれい、色気がある、美しいなどの感嘆の言葉は馴染まない。
 しかし、慣れない地で、安全で楽しく有意義に京の町を散策し、疲れ切って帰ってきた子ども達を迎えるには、十分な心遣いがあった。暫し、松井旅館のロビーは、大賑わいとなった。日本古来の京の文化に親しむ環境づくりには、三年の先生方の配慮はなかなかやるなという感じであった。生徒達の和やかで満足そうな顔をあちこちで見て、私もよかったと胸を撫で下ろした。因に舞妓になった料金、大枚3枚でおつりがきたそうである。先生方ご苦労様でした。 6月8日(水)〜
10日(金)まで、三年生は、修学旅行、京都・奈良に行って来た。上記は、その中の一コマである。
 6月20日から、学校総合体育大会が始まった。各会場をまわり、戦いぶりを見ていると、一縷(いちる)の成長がみられる。相手の勢いに押されそうになっても踏みとどまって、押し返そうとする気力が出てきたように思う。女子バレー1回戦を観戦した。2セットを連取したが、いずれも接戦で、25点を取るまでシーソーゲームであった。最終的に2セットとも取れたのは、精神的な成長があったからだと思う。
 6月13日から、校長面接を開始した。今年度は、早く三年生に進路への意識を高めようと1学70期から始めた。今学期中に、1回目を終了し、2回目は、10月から始めようと考えている。 まだ、目標とする学校が、決まっていない子、すでに決定し、その為に努力、勉強をしている子もいる。早いもので、1学期ももうすぐ終わり夏休みがやってくる。夏休みの過ごし方が大変重要である。家庭学習をしっかりやろうと励ましている。是非、ご家庭でもご指導の程を。 そして、都合によりすでに始めたクラスもあるが、夏休み中に、全てのご家庭に家庭訪問を実施いたします。お子様のために、ご家庭と学校が、親密な関係をもって協働作業をしていこうという取り組みです。何卒ご協力の程よろしくお願い致します。
(平成17年度7月)

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