「人生は、人それぞれに大望あり 耐えて乗り越え 業を成 なさん」

 11月6日(土)恒例のバザーが行われた。大盛況であった。PTAの役員の皆様を中心に、相当の準備が成され、当日は、ボランティア団体、MMC、(本校PTAの役員OBで構成されている)の皆様方の模擬店、その他、様々な模擬店が出店し、あっというまに売り切れとなった。その際、新潟県中越地震の義援金も併せて協力を願った。
 バザーの収益金は、別掲にあるように、本校生徒への教育環境整備の為に有意義に使わせていただきます。ご協力ありがとうございました。関係各位の皆様、誌面をお借りして、衷心より感謝申し上げます。
 10月23日(土)夕方5時すぎ、大きな地震があった。丁度私は、帰宅途中の車の中、信号待ちをしていたところ、自分の車が揺れ、道路左右にある電線は大揺れに揺れていた。帰宅し、テレビのスイッチを入れニュースを見たところ、新潟方面で、大きな地震、被害はまだ不明とのことであったが、時が経つにつれ、その被害は、甚大であることがわかった。連日のように報道がなされたが、本校の新生徒会長の毛利君をはじめとして、新役員の諸君が、早速、新潟県中越地震の被災者に対し義援金を全校生徒に呼びかけようと、朝のあいさつ運動と併せて、連日行った。義援金7万1千150円は、川口市役所総務課を通して、被災地に。生徒諸君のささやかな小遣い銭が集められた。目の前で、この姿を見ていた私は、生徒諸君の心の成長に本当にうれしい思いがこみ上げてきた。また、生徒諸君の中には、すすんで朝早く登校し、ホーキをもって青中正門前の道路を清掃している人もいる。何とうれしいことか。このような人が真に正しい人に成長していってくれるのだろうと思う。
 本校の教育目標は「心を磨く」「身体を磨く」「智性を磨く」である。よく知・徳・体というが、本校は、徳・体・知の順にしてある。真に正しいということは、正しい心情をもっているということで、人間の最も本質的なものは、理知よりも心情で、情なさけ深い、情の深い人が人の心を揺り動かすことが出来ると思う。青少年が徳というものを意識し、徳というものを伸ばし始める。これは実に嬉しいものだ。心を磨いて、そして身体を鍛えていけば、自然と智性は身についてくるものではないか。それが、バランスのとれた「生きる力」につながっていくものだと思う。
 3年生は、三者面談も、いよいよ佳境に入ってきた。だれしも人生において、希望をもっている。しかし、その希望を実際のものにするには、多くの苦難が待っているのである。これは人生の常であります。忍耐は希望を持つ技術(テクニック)であります。人間は、希望がなければ、生きていく甲斐はな
い。希望を持つ技術(テクニック)それは、忍耐だ。絶望は、人の不幸と弱さをこの上もないものにする。諸君、生きている限り絶望してはならない。大望をもって、進路に当たっていこう。必ず道は開け、立派な仕事が成せるはずだ。頑張れ。
 早いもので、師走の12月に突入した。佳き事は来年につなげ、悪しき事はすっかり忘れ、来年に向かっていこう。
 この1年、保護者の皆様、地域の皆様、本当にお世話になりました。よいお年をお迎えください。来年も何卒よろしくお願い致します。
(平成16年度12月)

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