金沢市は中核市でその中で横須賀市と共に全国でこの2市だけが独自で児童相談所を持っています。
わが川口市は来年4月に中核市になるわけですが児童相談所を独自に設置するという意思はないようです。
川口市の実態をみると子どもの貧困の問題であったり外国人子女の問題であったり子どもに対する対処は重要な課題になっています。
何故、金沢市は中核市として児童相談所を設置したかというと両親が揃って何不自由なく過ごしている子も大切な金沢市の子であるがそうでない子もまた、金沢市の大切な子であるが。その数たった1パーセントの割合でもそのことに力を注ぐのが行政の役割であると。10年前の当時の市長の鶴の一声で設置したそうです。
そして教育と福祉は一体で子どもの対応に当たることが金沢方式であると教育プラザを設置して総合相談センターをつくりその中に児童相談所を配置しました。
教育相談から子育て相談を一体化させて行っている為市民も1つのところで出来るのでわかりやすいそうです。
教育と福祉を一体化して行政として取り組むべきだと訴えているのは私ですが正に金沢市の取り組みは我が意を得たりという感がして心強かったです。
これからも参考にしながら取り組んでいきます。
どの子も大切で将来ある子供達です。
その可能性を生かし少しでも伸ばしてあげる努力をするのは大人の責務です。
因みに川口市は保健所設置を優先し児童相談所は予算がないとのことで設置を見送るようです。
どちらも重要です。
しかし、子どもの育成も10年、20年、30年先を考える施策も重要だと思います。
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