皆さんこんにちは。
本日(4月16日)視察で山形県山形市に来ています。
今全国的に役所ではデジタル・トランスフォーメーションDXの取り組みが積極的に行われています。
山形市では、平成30年3月に最適化計画、令和3年4月に次期基幹システム基本計画、令和4年3月にスマートシティ推進基本計画を策定して、DXやスマートシティの取り組みを進めて来ました。
標準化という国の方針が出されたことから、次期基幹システム基本計画を策定し、この中で、運用経費高額のため取り組むことの出来なかった窓口業務やDXにも取り組むことと位置付け、令和6年1月に運用開始をした新基幹システムにおいて、書かない窓口やAI-OCR.RPA.BIツールの導入を行ったそうです。
AI-OCRなど私にはよく意味はわかりませんでしたが、書かない窓口の意味合いはDXの推進によって行われた事はよくわかりました。
書かない窓口では、転入、転出、転居に伴う市民課窓口での手続きや証明書交付手続きは、
・来庁者のマイナンバーカード等を活用し、職員が市民から申請内容を聞き取りしながらシステム入力し、システムから申請書を出力する。
・来庁者は、システムから出力した申請書を確認し署名する事で手続きは完了する。
迷わない窓口を市民課窓口に設置し、転入、転出、転居に付随して来庁者に必要な手続きを記載した手続き一覧(案内書)をシステムにより出力し配布する。
※ 国民健康保険、介護保険や児童手当などに関する手続きなど、72手続きに対応出来る。
これにより、転出届け出の処理時間は早くなった。
申請書を記載する手間がなく楽になった。
どの申請書に書けば良いか迷う事がなくなった。
市民課では、住民異動に伴い必要な各課の手続きをシステムで自動判断してくれる為、案内漏れがなくなった。など導入の効果が表れた。
また、コンビニやスマートフォンやインターネットなどでの手続きの開始で役所に行く手間が省けた。など、以上山形市の取り組み、1時間半にわたる長時間の説明で様々な分野でDXの活用が可能であり、これからは役所など世の中の動きがDX化されていく事が確実でありAIなどの導入も是然りであります。
活用に当たっては我々人間が正しく活用出来る様に学んでいかなければならないと感じ勉強した次第であります。
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