福井県鯖江市役所に視察に参りました。

皆さんこんにちは。お疲れ様です。
本日4月23日(火)福井県鯖江市役所に視察に参りました。
 
鯖江市では、平成15年に「鯖江市市民活動によるまちづくり推進条例」、平成22年には「鯖江市市民主役条例」を市民提案で作り上げて、全国でも有数の市民主役のまちづくりを進めて来ています。
 
その中で平成24年に市民団体からと慶応義塾大学特任准教授の若新雄純さんが「公共から一番遠い存在で、まちづくりや市政に関心が少ないと言われている若者や女性、その代表格である「女子高生」をまちづくりに巻き込む事が出来れば、どんな世代も巻き込めるのではないか」と鯖江市に対して提案があり、「鯖江市役所にJK課を市として事業化する事になったそうです。
JK課の職員は女子高生だけです。JK職員は学校が終わってからの勤務になります。
女子高生の意見を尊重しながら、市の市民主役推進課の職員がサポートしながら取り組んで来たそうです。
現在令和7年度で12期生となりこの取り組みは10年以上が経過して定着しました。
 
特にまちに対する愛着を生み地元にとどまろうとする子が増えた事、まちづくりにおける女性活躍の先進事例として注目され、国連のSDGs推進会議での発表等、大きな成果を上げています。
JK課卒業生の中からも地元に残り鯖江市役所に公務員として採用された人もいるとの事です。
 
一緒に喋って、一緒に悩んで、一緒に喜ぶ。
 
若者が動けば、大人が変わる、大人が変われば地域が動く。
 
このようなキャッチフレーズの下鯖江市は大きく動いているんだなぁ。と。
斬新な鯖江市の取り組み、楽しい市民主役課の課長さんのお話に聞き入り川口市政の参考にと強く思った次第です。
若者の活躍の場を増やし政治への関心へと繋げて行きたいと思います。

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