倶知安町にニセコ外国人土地買収の現状についてを視察して参りました。

皆さんこんにちは、本日1月24日(金)最後の視察地倶知安町にニセコ外国人土地買収の現状についてを視察して参りました。
ニセコの町は歩いている人を見ると外国人、外国人、外国人で風景も異国に来た様でした。羊蹄山は富士山のようで、美しかったです。
ニセコは嘗ては日本人のスキーヤーの憧れのパウダースノウのスキー場で日本人で賑わっておりました。
しかし、雪質の良いパウダースノウのスキー場に目をつけたオーストラリア人がリゾート地として開発を進めようとニセコの土地買収を始め、現在では、アジア系の香港資本を中心に買収が進められている様です。
この様な投資によってニセコの土地は倍、倍に膨れ上がってきました。
今ではスキー場はオーストラリア人、香港、シンガポール、アメリカ、中国人など沢山の外国人が集まる様になりスキーシーズンにはニセコは外国人が働く場所、居住場所にもなりました。

問題の①が税金徴収です。
資本投資家への固定資産税です。
資本投資家の9割は外国に住む投資家で固定資産税を払わない者がいます。
居住する外国人は国保税の未納が多いという事です。
外国人が国外に出てしまうと督促に負担がかかったり居場所がわからなかったりと徴収が非常に難しく行政の負担は大きくなります。
倶知安町では、2年滞納で不動産処分する厳しい対応は行なっています。
外国人の税の滞納について日本の法律の精神で日本人も外国人も平等であると言うことから外国人に強制や不利益になる様な徴収はまずいとなっているそうです。
これには、日本の法律の改正や各国との条約の改正などが必要となり地方自治体の負担特に倶知安町ではもろにその負担が大きくのしかかっているとの事です。

問題②コンドミニアムやホテルの経営者も外国資本のためその値段は高騰しています。
マンションの値段は一部屋12億円の値がつくほど高騰しています。
スキー場も外国資本のため富裕層の視点でラーメン一杯3,000円、リフト券が9,500円と物価は高騰しているとの事です。
地元住民は住みにくくなっている声もあります。

問題③水道水の問題
リゾート施設がたくさん出来る中、水の消費量が嘗ては3,000トンであったものが現在では、6,000トンと倍になり水道用の井戸を羊蹄山の麓で掘り供給したところです。
この際、水道料金を値上がりしたいところだが地元住民に負担がかかるとの事で見送っている現状です。
本来ならばリゾート施設を開発する時に開発者に何らかの負担をかけるべきと倶知安町では考えだが法令のしばりで出来なかっだとの事です。
法令の壁が地方自治体の大きな負担になっている。と痛感しました。

外国人が好きな様に日本に来て投資してそれが地方自治体の大きな負担になっている。
それば敷いては地元住民の結果的に負担になっている事。自由な経済活動は当然あってよいわけだが、税金や応分な負担はあってしかるべきです。
これは、国が早急に解決していかなければならない問題だと強く思った次第です。

 

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