京都市立洛友中学校に視察に行って参りました。

昨日は5月12日京都市立洛友中学校に視察に行って参りました。

洛友中学校は昼間部と夜間部があります。
京都市は夜間中学校が戦後市内12中学校で二部授業が行われ夜間中学校の前身が出来ました。
古い歴史があります。
洛友中学校は平成16年地域の5校が統合し地域の郁文中学校の校舎をそのまま受け継いで現在に至っています。

昼間部は午後1時半から6時15分まで夜間部は8時40分までとなっています。
因みに洛風中学校は午前9時半から午後3時20分となっています。

洛友中学校の昼間部は不登校生徒が中心で夜間部は外国籍の方々や高齢者の様々な事情で若年期に学べなかった方々が来られて学んでいます。
京都市は在日韓国人や朝鮮人が多く学んでいる様です。
他にもネパール🇳🇵、フィリピンの方々が学んでいます。
びっくりしたのはネパールは義務教育は8歳までだそうで日本に来られた方々は学びを欲しているそうです。

昼間部在籍15名、夜間中学校在籍15名で職員スタッフと言っているようですがマンツウマンで指導をしています。

洛友中学校は文部科学省に不登校特例校(不登校児童生徒等を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校に関する指定要項に基づいて指定された学校)を申請して教育活動を行なっています。
地方自治体がこの様に不登校対策や夜間中学校での学びの場を与える取り組みは学ぶべき点が多くあると思いました。

我が川口市にも3年前に夜間中学校が設置されましたが内容について大いに学ぶ必要があると思いました。
現在、夜間中学校の校舎を11億円(予定)をかけて建設しようとしています。
私は校舎に予算をかけるより不登校の解消や学びの場の提供は内容を良く精査した方が賢明だと思っています。
現在旧芝園中学校が廃校となり校舎がそのまま残っておりそれを活用して十分であると思っています。
その分11億円の予算は別に回せるでしょう。
例えば教育センターや教育相談室の建設などです。

京都市は夜間中学校の運営など伝統があり先進的です。
大いに学ぶことができ今後議会に於いて提言をしていきたいと考えております。

 

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